アースクリーンとは? 特長・安全性
アースクリーンは、油の物性を失わせる!
一般品の洗剤は、油の粒子を大きいまま取り除こうとしています。
取り除かれた油の粒子は、その物性を失っていない為、経時と共に再結合して浮上し、
配管の閉塞やオイルボール・油紋の発生等の二次汚染を引き起こします。
また、油の粒子が大きい為、生分解性に時間がかかり、その間に腐敗による
悪臭の発生や固化現象も見られます。
これに対してアースクリーンは、油の粒子を細かくし(微細化)、更に微細化した粒子間に
水が流入し続けることで粒子間距離が広がります。(加水分散)。
またアースクリーンによって微細化された油の粒子が河川や海に流れ出た場合、
大量の水によって加水分散し続ける状態になりますので、微生物が分解し易くなり、
自然界での生分解性も良いと言えるのです。
流出油対策として使用した場合、従来の洗剤(=中和剤)は白濁し油分の再凝集・浮上がありましたが、
アースクリーンは水中に分散し、粒子間距離が広がる事により、再凝集しません。
また、水系洗剤である為、塗装や塗装面を傷めず、消防法上、備蓄量の届け出も不要です。
界面活性剤量と質へのこだわり
一般の洗剤に含まれる界面活性剤量は、20~70%と多く使用されています。
界面活性剤は自然界での分解が難しい物もあり、肌荒れ等の皮膚障害や河川の汚濁、地下水の汚染等を引き起こします。
しかし、アースクリーンに含まれている界面活性剤量は10%以下と少なく、これを希釈することで界面活性剤量は原液の希釈数量分の1になります。また、使用している界面活性剤は、自然分解し易い良質の物を厳選しておりますので、生分解性が77%以上(動植物油専用は95%以上)いずれも国際 基準のOECD法のクリアレベルをパスしており、洗剤そのものも自然界での生分解に優れています。
このことから、アースクリーンは自然界での汚染を極力小さくし、手肌にも優しい洗剤と言えます。
※本剤には、ABS・LAS・リン酸塩・ヒ素・重金属・メチルアルコール・蛍光増白剤は含まれておりません。
アースクリーンの特長
- 白濁現象をおこしません。
- 超微粒子に加水分散させ再付着しないので、二次汚染がなくなります。
- 舗装を傷めない。塗装面を剥離しない。
- 引火点が無いので、消防法上の備蓄制限がありません。
- 希釈タイプ(10~50倍)なのでコストを削減できます。
- 流出油の処理にも効果があります。
- 有害物質は含んでいません。
(発がん性物質・急毒性物質・揮発性有機化合物等) - 中性(ph7.0~7.3)
- 床洗浄・部品洗浄・手洗い等通常の洗剤として使用できます。
アースクリーンの安全性
- 国際規格の生分解性
OECD規格(DOC法)・・・生分解度77%以上 - 発がん性、急性毒性・・・無し
- PRTR法・・・非該当(含有物質自体は閾値以内)
- 労働安全衛生法
【有機溶剤中毒予防規則】・・・該当物質はありません
【第57条:表示対象物】・・・該当物質はありません
【第57条の2:通知対象物】・・・該当物質はありません - OC規制(揮発性有機化合物)・・・該当物質はありません
- GHS表示・・・表示該当物質はありません
- 引火性・発火性・・・非危険物(蓄積制限無し)