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石油系ドライ機ベースタンク洗浄システム(T-CAP)

石油系ドライクリーニングについて、
ドライ機のベースタンクの掃除をされたことがありますか?
ベースタンクの底に汚れた溶剤や糸クズ、
油泥などのスラッジが溜まっていませんか?

汚れた溶剤とは、不溶性汚れ、油性汚れ、水溶性汚れが、混入し蓄積された溶剤です。衣料に付着した汚れは、溶剤やソープで洗浄します。その時、染み出た汚れは、フィルターや油吸着剤、清浄剤等である程度除去できますが、完全には除去できません。フィルター等で除去できなかった汚れは、徐々に溶剤中に溶け込みます。汚れを取り込んだ溶剤でクリーニングを行えば、衣料においては、輪ジミ、変色、縮み等の原因になります。ドライ機においては、フィルター圧の上昇、ヘドロの堆積、腐蝕等が起こります。
また、溶剤においては、酸価の上昇、悪臭等が発生し溶剤本来の機能が低下します。この様に汚れた溶剤に新油を補給しても、結局汚れた溶剤と交じり合って、気持ちのよいきれいなクリーニングが出来ません。
私共は、ベースタンク内にあるこの様なスラッジや油泥を取り除き、タンク内部を常にきれいに保てる様、掃除し、きれいになったベースタンクに新しい溶剤を入れ替えます。その事により、クリーニング業者様が、高い品質を維持し、お客様に喜ばれる様、お手伝いをさせていただいております。

当社が開発した、日米フラッシングユニット(実用新案:第3068904号)を使用し、(通称、日米T-CAPシステム)、既に全国で約13,000台の実績があります。毎年繰り返し、実施して頂くお客さまが増えており、大変喜んで頂いております。

石油系溶剤の約40%を占める弊社が新事業として、
T-CAPシステムを開発致しました。

弊社が開発したタンク洗浄専用フラッシングユニット

NICHIBEI フラッシング・ユニット

ドライ機ベースタンク内の溶剤及び、スラッジを除去し、特製フィルタに吸着させ回収し、ジェットノズルで高圧洗浄を行います。これらの機能を一体化した弊社オリジナルのフラッシングユニットです。

T-CAP実施
4つの行程
溶剤の抜き取り

当社、専用バキュームクリーナー

床への汚れ防止のため、ドライ機周辺に吸着マットを使用します。

溶剤の抜き取り

最初にフラッシングユニットによる溶剤の抜き取りを行います。

スラッジ抜き取り

溶剤を抜き取った後、底に溜まった固形化したスラッジをバキュームクリーナーを使用し、回収します。

フラッシング洗浄

ジェットノズルの使用1

ジェットノズルによりベースタンクの壁面、取りにくい角のスラッジを取り除きます。

ジェットノズルの使用2

回収した上澄みの溶剤を使ってジェットノズルでタンクの壁面をきれいにします。

バキューム洗浄

再度、廃油の回収

固定化したスラッジを溶かし、廃油として回収します。

抜き取った汚れた溶剤

色が茶色になり、酸価が上がり、臭いがします。

スラッジの回収

ベースタンクの底に溜まったスラッジを回収しました。こんなに沢山のスラッジが溜まっていました。

T-CAP実施前のベースタンク内部

溶剤を抜き取った後のベースタンクの内部です。右隅に沢山のスラッジが固まっています。

T-CAP実施後のベースタンク内部

きれいになったベースタンクの内部です。

新油の供給

タンク洗浄後、新しい溶剤の供給

きれいになったベースタンクに新油をローリーから直接供給します。

お客様による最終確認をしていただきます。

T-CAPシステムを実施されたお客さまの声

T-CAPシステムを実施されたお客さまの声

所要時間:90~120分
料金:ドライ機の容量により異なります。


詳しくは本社またはお近くの営業所までお問い合わせください。

お問い合わせはこちら
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